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タイ料理のステキをはじめ、食材やハーブ、文化など。タイの魅力を色々な視点から切り取ってご紹介。タイの空気が香るような情報をイラストとともにお伝えします。

画鋲

タイ料理の甘みのお話

タイ料理の甘みのお話

南国といえばヤシの木。タイには、多くのヤシが自生し、
そのうちのいくつかの品種のヤシからは、
「パームシュガー」を得ることができます。
 
タイ料理の甘み付けには、
サトウキビから作られたグラニュー糖が主流で、
他にはこのパームシュガーを使うのが特徴的。
日本で一般的な上白糖は、
グラニュー糖に比べ粒子が細かく固まりやすいため、
タイの高温多湿の気候には向かないのだとか。
 
パームシュガーとは、ヤシから採れる砂糖の総称をいい、
パームシュガーの中でもタイで最もよく使われるのが、
「ココヤシ」という品種から採れるパームシュガーです。
 
ココヤシの花の蜜を
ゆっくりと煮詰めて作られるココナッツシュガーは、
ペーストを固めた状態(削ったり、割ったりして使う)や、
粉末の状態で出回っていて、
コクのある優しい甘さと、
ほんのりキャラメルのような香りが特徴です。
相性のよいココナッツミルクと組み合わせて、
カレーやデザートなどに使うことが多いそう。
 
和え物やサラダなど、
さっぱり仕上げたい料理にはグラニュー糖、
コクを付けたい料理にはパームシュガーと、
それぞれ甘みを使い分けます。
 
辛いだけが全てじゃない、
甘・辛・酸・塩味の絶妙なバランスで成り立つタイ料理。
甘み一つとっても奥が深く、知れば知るほど、
その複雑な味わいの虜になってしまうはず。
 
 

ココナッツミルク

保存料無添加・無漂白でお子様のおやつ作りにも安心。組み合わせるココナッツシュガーが手に入らない場合は、きび砂糖で代用がおすすめ。

タイダンスCafé [イラスト]おおのきよみ:イラストレーター。1999年タイを拠点に7ヶ月間アジア各国を巡るスケッチ旅行に出掛け、帰国後、主に旅行関連の書籍で活動を開始する。現在も絵を描きながら旅を続け作品を発表している。著書に「おもちかえりアジア」(情報センター出版局)等。

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